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伊藤さん中心blogs
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君たちみたいに小さな存在が
犠牲になるなんて そんな悲しいことしちゃいけない そんなことさせないために おれたちデカレンジャーはいるんだっ これまで(私が見てきた範囲では)「仙台って言えば、ベガルタ…」とか「グランパスって言えば昔ベンゲル監督ってすごい人がいてね…」とか「コンサドーレ勝てないねぇ~~」とか「ガンバ大阪ではね…」と、主にご当地サカチームネタで攻めてきたピンでのアクションシーンのアドリブ台詞で、最後の最後、大阪ファイナルのオーラスで伊藤さんが選んだのはこの台詞でした。 とても気持ちの入った芝居で、すごく心を動かされました。 他に大阪ファイナルで印象に残っているのは、土曜日の一回目で林さん提案により吉田さんと上着を交換した時のカッコよさです。特凶服もんのすっごく似合っててカッコよかった。基本的にセンちゃんはカワイイと思って見てるんですが、あの隊員服のせいもあるのかもしれないです。なんか朴訥とした印象のあの色合いが。 太秦で拝見した限りでは私服センスがよくとてもおしゃれでかわいくもカッコよく、結構着るもので印象が変わる方だな、と。まぁあの笑顔の素敵さは変わらないんですけどね。 あとトークでの挨拶で「小さい時になりたかったものは、ゴミ収集 車!くるま!」って言ってた回があって。なんだろう、みんなもいろんなものになれるよ、みたいな子ども達の可能性に向けて語ったのかな?とも思いましたが、なんていうか、伊藤さん泣きそうなのかな?と。 土曜の割と早い回の段階から、ご自分が話す時はいつも通りにこやかに楽しく語ってらしたんですが、他の方々たとえば吉田さんがいつものように面白天然発言で会場の笑いをとっても、伊藤さんの表情は固まったままで心なしか目元が赤く瞳が潤んで見えて。多分私が9割方伊藤さんのことしか見ていない人間だから気が付いたのかも知れませんが、表面張力で辛うじて器から溢れないでいる水のように、見えたのです。 日曜の1回目のトークの挨拶の時に、「僕はねぇみんながデカレンジャー!って応援してくれるのが大好きなんですよ~!だからお願い、今もう一回呼んでみてくれるかな?いーい?いくよー?せーの!」(会場の子どもたちから「デーカレンジャー!!!」) 「あーりがとねー。もうね、センちゃんは嬉しいよ!」と言った伊藤さんは本当に感慨深そうでした。 日曜の二回目は、予想だにしなかった「ホージーの関西弁講座」のおかげで会場もステージ上も笑いに溢れ、湿っぽい雰囲気は微塵も無いまま終わるのか、と思われたその時、塚田プロデューサからのお花贈呈で、空気が、特にステージ上の面々の様子が一変したように思います。 塚田プロデューサからのお花って、花束じゃなくて赤いバラ一輪ずつだったのですよ。それがまた、スタッフ側からキャスト側へ突発的に何か贈りたくなった、ということの証のようで。特にマイクをとって挨拶するわけではなく、役者さんひとりひとりに声を掛けるだけでソソクサと舞台袖へ消え去った塚田さん。伊藤さんは笑いながら「塚田さん、なに泣いてんすか」と握手してましたが、その笑い声に既に涙が潜んで聞こえたのです。 吉田さんが「スカイシアターで大泣きしてみっともなかったので、今日は泣かないって…」と、ここで涙で声を詰まらせると、会場の子どもたちから「ガンバレー!テツがんばれー!」の声援が湧き起こりました。 続く美香ちゃんも「…本当に、長い…」で涙に詰まり、でも泣きそうになりながらも必死に話しているうちに泣きのピークが過ぎたのか、最後にはすっごいローテンションで放心したような話し方になっていて。 あゆ美ちゃんはいつものようにクールに話し始めたんですが途中でスタッフさんや周りの人への謝辞を述べてる時かな?いきなり「…っ!あーーーー!泣きたくないよーー!」と叫んで。そしてもちろんガールズにも「ガンバレー!」の声援は掛かり…。 伊藤さんも、おどけた口調で挨拶を始めはしたのですが、「なんか良いことみんな言われちゃって、もうあんま、言えることもないんだけど…。」そんなことを言う声は半分泣き笑いにも聞こえ、「子どもたちにまで、ガンバレーなんて言ってもらっちゃってさ。」あたりでは完全に泣き笑いになってました。それでも何とか水は溢れずに終わるのか、と思ったその時、ふっ、と横を、デカレンジャーの仲間たちの方を見遣って、お礼を言いかけ、「ほんっとにみんな、ほんっとにみんな」と、ここで俯き、「ほんっとにみんな!」と喉の奥から絞り出すようにそこまで言って、堪え切れず膝に手を付き体が崩れ落ちないように支えながら、震える声で完全な涙声で「ありがとうっ…!」嗚咽を堪えていると、仲間たちから「こちらこそ。」「ありがとな。」と優しく声が掛かり、会場からはもちろん「ガンバレー!」の声援が起き。 「ほんっとに、たよりっぱなしでしたっ!ごめんなさい、最年少ですっ!!」 もう私はこのあたりで、涙腺も緩みましたが記憶回路もぶっ壊れ、林さんが「泣きやすいんですけど、みんな泣いてるんで開き直って泣かんと喋りますわ。」と、やっぱりオトコマエな兄ちゃんだ!と感動したくらいしか記憶に無く。あとはもう、林さんと載寧さんの挨拶の間中、マイクを口元から外して自分の嗚咽が入らないようにしたり、後ろを向いて泣き顔を晒すのを避けたり、歯を食いしばって泣くのを堪え続け、それでも堪えきれずブワッと泣きそうになる伊藤さんを、呆然と見守っていたような気がします。 そして最後、ステージの中央に集まり手をつなぎ、心をこめて「ありがとうございましたっ!」と会場に、そしてきっと全てのデカレンジャーファンに向けて、感謝の思いが届くように、叫ぶように口々に言いながら、深く腰を折り頭を下げ、下りていく緞帳の向こうへ、彼らは消えていったのです。
by go_green_go
| 2005-05-02 00:00
| 伊藤さんasセンちゃん語り
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