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あまりにも有名で、かえって一度も観ることなく過ぎてきた。
そんな映画が私にはたくさんある。これもそのひとつだ。 まずアントワーヌの両親に腹が立って仕方なかった。特に母親の身勝手さに。 父親も最初に気のいい所がある風に描かれていた為か後々の冷たさが余計に小面憎い。 こんな感想を持つのは男の子を持つ母親になってから観たせいなのは確かだ。 親になる前に観たとしても腹立たしかっただろうな、と思うのは学校の教師連の態度だ。 教え導く職業の人にはやはり人格者であってほしい。切実に願う。 映画の中盤で、気紛れな母親が思い立って家族3人で映画を観に行くシーンだけが とてもとても幸せそうで、アントワーヌの笑い声に泣かされた。 文章にして吐き出さずにはいられない何かを感じた、そんな映画だった。
by go_green_go
| 2005-10-05 13:23
| 映画観ました
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